アトピー患者がひげ脱毛で気をつけるべきたった1つのリスクと対策

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ぼーさんです。

2018年冬のボーナスを使い、ひげ脱毛をはじめました。

ひげ脱毛は費用にして10万円前後、期間にして1年はかかるシロモノです。

決して安くはなく、手間もかかるひげ脱毛になぜ踏み切ったかというと、

1つは毎朝ひげ剃りに費やす5分間、年間にして24時間強の時間を節約すること、もう1つはぼーさんがアトピー患者であるということです。

肌が圧倒的に弱い

第一にアトピー患者というのは肌が圧倒的に弱く、常に外気の乾燥に晒されています。これはアトピー患者は体の水分をとどめておくセラミドが圧倒的に足りないためです。水分をとどめるセラミドが少ないので、体の水分がガンガンに放出される。

乾燥が刺激となって痒みを誘発し、結果として肌を傷つける。傷つけた肌が刺激となって痒みを・・という負のスパイラルです。

ましてや刃を直接当てるひげ剃りなどはお肌からしたら論外で、ひげ剃り後の化粧水・乳液のケアは必須なのです。

 

アトピー患者の特徴

ぼーさんは幼少期からアトピーを持っていまして、現在も月に1度皮膚科に通院し、季節問わず毎日顔への化粧水・乳液、そして全身の保湿剤での乾燥ケアが必須です。

見た目ではアトピーとわからないほどに症状は落ち着いていますが、どんなに症状が落ち着いていようと、アトピー患者は健常者(アトピー患者と区別するためにあえてそう呼びます)と決定的に異なる特徴があります。

 

黄色ブドウ球菌の多寡

それは黄色ブドウ球菌です。黄色ブドウ球菌自体はアトピーの有無に関わらずどの人にも存在する常在菌ですが、問題はその数。

アトピー患者は健常者の100倍〜1000倍の黄色ブドウ球菌が存在しています。

 

あまり知られていませんが、アトピー患者は黄色ブドウ球菌の数をコントロールすることがかなり大事だったりします。

ちなみに施術後処方されることもあるステロイド(塗り薬)は、この黄色ブドウ球菌の繁殖を促進してしまうので、処方されたとしても連日の服用はNGです。

 

ひげ脱毛 × 黄色ブドウ球菌

この黄色ブドウ球菌が、ひげ脱毛においてはポイントになります。

ひげ脱毛というのは、肌に光レーザーを当てるのですが、この光レーザーは肌の中の黒い色素に反応し、毛根を焼きます。

日焼けをしてしまうとひげ以外の黒い色素に反応してしまい、肌を痛める原因になるので、脱毛において日焼けは厳禁です。

問題は脱毛後なのですが、ひげ脱毛のリスクとして「毛嚢炎」があります。

施術部分に白ニキビにようなものができるのですが、ニキビとは違い痛みや痒みを伴いません。

また、ニキビの発生する原因菌はアクネ菌ですが、毛嚢炎は違います。

毛嚢炎の発生する仕組み

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出典:美女肌計画

毛根を焼き切ったことによって毛包が傷つき、常在菌出である黄色ブドウ球菌に感染することで発症します。

もちろん個人差があり、全く発生しない人もいれば、過剰に発生される人もいます。

アトピー患者は脱毛していないノーマルな状態でも黄色ブドウ球菌が多いですから、毛嚢炎の発生するリスクもそれだけ高いということになります。

ちなみにぼーさんは施術の翌日に大量に発生しました。

自分で見ても鳥肌が立つほどなので写真の掲載は自重します。

 

毛嚢炎の発生を抑える対策は

では毛嚢炎を抑える対策はないのでしょうか。いえ、あります。

  • 施術部分を入念に冷やすこと
  • 黄色ブドウ球菌の数をコントロールすること

で毛嚢炎の発生は極小化できると思っています。

”思っています”というのは、ぼーさんは初回の施術後、これらの対策を行わなかった結果、毛嚢炎の発生に苛まれたため、来たる2回目の施術ではこれらの対策を万全に実施しようと考えているからです。

 

入念に冷やすこと

レーザー脱毛は、体内の黒い色素に反応して焼き切っているため、顔は軽いヤケドを負っている状態です。もちろん施術後もクリニックで冷やしてくれますが、ヤケドを抑えるにはそれだけでは足りず、帰宅後のセルフケアも重要になります。

現にぼーさんも施術後帰宅してからもアゴまわりが火照っている感じがありました。

肌のコンディションを施術前のノーマルな状態に近づけるには、まず第一に冷やすことに尽きます。

クリニックでも注意喚起されますが、施術後の運動、お酒や入浴などの体温をあげる行為はNGです。

 

菌の数をコントロールする

 


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もう1つは、毛嚢炎の発生原因となる黄色ブドウ球菌のコントロールです。超酸性水/強酸性水と呼ばれる液体を直接肌にぶっかけることで、黄色ブドウ球菌のコントロールが可能です。

超酸性水とは、いかにも胡散臭そうなネーミング、かつ思わず塩酸みたいな劇薬をイメージしてしまいますが、実際は人体に全く無害・リスクなしで使用することができます。

一般的な掃除や除菌、消臭にも使えます。というか本来はこっちがメイン。

ぼーさんも普段のアトピーケアとして愛用しています。

 

アトピー患者のひげ脱毛は注意!

  • ひげが濃くて1日に複数回ひげを剃る・・・
  • カミソリ負けするほど肌が弱い・・・
  • 毎朝のひげ剃りの時間が無駄・・・

という方にひげ脱毛はおすすめですが、アトピー患者をはじめ、肌の弱い方は施術後のリスク対策が必須になるので、気をつけておきたいところです。

ぼーさんは上記の対策を怠り、大量の毛嚢炎に悩まされました。

 

その反省を生かして、明日第2回目の施術に行ってきます!