車を買った話。

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ぼーさんです。

2017年の1月、車を購入しました。アウディのA5です。

 小さな頃からの漠然とした憧れ

 なぜ車を購入したかというと、小さい頃から漠然とした憧れがあったからです。私自身もともと車自体すごい好きという人間ではないです。あの車種は何で、将来は何が欲しい・絶対○○に乗ろう!といったのも全くなかったです。が、若くして外車を持つってかっこいいなという漠然とした憧れはありました。

 

自然と貯金が貯まった

 社会人になりたてのころ、「貯金は絶対に天引きでするもの」と諸先輩方からも親からも言われ、「まあそんなもんか」と貯め始めたのが始まりです。毎月の給料から天引きで特に目的もなく貯金していたところ、100万円貯まっていたことに気がつきました。

 100万円貯まった時にはすでに今の奥さんと付き合っていました。「この子と結婚をするだろう」とも思っていました。そしてふと考えます。

「今ある貯金はこれからも着実に貯まっていく・・・この貯金たちの行き着く先は・・?」

「・・・結婚だ」

と思ったのです。

 

 結婚して2人で生活するようになれば、新しい家具・家電が必要となり、結婚式、ハネムーン、いく先は奥さんの妊娠・出産を考えると、お金はある程度必要になります。このまま何事もなければ、この貯金たちはそれらの費用に使われるのです。至極真っ当なお金の使い方のように思いますが、私はどうも納得がいきませんでした。

 ここまで貯めた貯金は自分の稼いだ(=労働力を提供した対価)なので、自分のために使うべきではないか、と。何かが満たされていないという不満は特になかったので、改めて自分のためにお金を使うことについて考えてみました。

 ひとつ思い浮かんだのは自己投資。ビジネス書だったり自己啓発本の購入やセミナー参加。これはなしです。セミナーは参加したことがないですが、ビジネス本はわりと買いました。が、自分の身になった要素はごくわずかです。

 ビジネス書を読んで得た示唆を実践して、自分の血肉とするには相当たる意志が必要なのです。自分が本気で「実践しよう」と思わなければ、ビジネス書なんて読んでも意味がないのです。

 

もし選択するのが今なら購入していなかったかも

 投資を知った今なら、もしかしたら車は購入していなかったかもしれません。安定的な不労所得を得るためには、今は投資するだけの種銭を確保する必要があります。ですが、投資を知ったのは、まさに車を購入したことがきっかけだったので、車を購入しなければ私は投資の存在を知らなかったままだったと思います。

 あるいは別のきっかけで学んでいたかもしれません。今となっては「タラレバ」なので、振り返って想像することに意味はありません。

 

 単に自己中心的なだけのお金の使い方ですが、車の購入によって得た学びも数多くありますので、購入して本当によかったと思っています。もちろん、車自体の乗り心地も素晴らしく、ドライブも非常に快適です。国産車とは違ってハンドルが重く、がっちりしています。また、高速道路でも全く頑張っている感じが出ません。100km/hを出しても非常に静かで安定しています。

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 インテリアも非常に高級感あふれます。インテリアデザインに関しては本当に気に入っているところでもあります。シートもとてもゆったりと座ることができ、快適です。

 

まとめ

 働き手の収入が減少していく中、車を持たない若者が多くなっている中、コスパが重要視される価値観が当たり前になってきている中、時代に逆行した購買行動です。もともとは前述のように車そのものがとても大好きというわけではなく、漠然とした憧れを満たすために購入したので、完全な浪費と言えます。ランニングコストもバカにはなりません。が、大きな買い物をすることで得られた学びが数多くあったという点で、結果的に私にとって非常に貴重な自己投資になりました。