気づけばマイノリティになってる件

ブログやTwitterを初め、いろんなブロガーの方々の記事を見て感じるのが、家庭の有無にかかわらず、現在のサラリーマン生活から脱却し、セミリタイアを志向している人が思っていたよりも断然多いということです。

ネットビジネスや転売ビジネス、不動産投資や株式投資などで副収入を得るハードルは格段に下がっているということ、副業で得た収入が本業を越えている人も少なからずいるということ、努力次第では自分でも簡単にできるかも、と思える魑魅魍魎の情報へのアクセシビリティの向上がこの現状を可能にしています。

良いか悪いかは別にして、セミリタイアを目指して生活している、あるいは既にセミリタイアを達成している人にネットを通してではあるものの身近に感じることが可能となり、セミリタイアそのもののハードルが下がっています。

セミリタイアを志向している人は必ず高所得者かというと、そうでもなく、セミリタイアを十分に達成できるという垣根の低さも相まって一種のトレンドになっているような印象も受けます。

 

かくいうぼーさんもそんなブロガーの皆さまの刺激を受けている一人です。セミリタイアを達成するかはともかく、会社をいつ辞めても困らない、会社に依存しない経済的自由を達成したいと考えていますし、それに達成するために努力を始めました。

 

現実世界とのギャップ

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それでもやはり、やはり株式投資をしたりセミリタイアを志向する人は依然として圧倒的マイノリティであるということです。

セミリタイアを志向する人はセミリアイアに関する情報を得、同じものを目指すコミュニティに属することで”似た者同士”で集まることができます

この場合の”似た者同士”とは悪い意味ではなく、コミュニティに属することで、同じ目標を持った者同士モチベーションを高められることができますし、目標を達成するために有益な情報に触れやすいというメリットを持っていますので、これを利用しない手はないと思います。

一方で、ある特定のコミュニティに属していると、それが自分の中の常識となって、世間の常識との乖離を生んでしまう側面は厳然としてあります。

投資の存在を知り、投資について学び、資産を最大化させる重要性を学び、資産を最大化させる手法を学ぶ。一度興味を持ったものは本やネットの情報を通して際限なく学べてしまうので、自分の思考も自然と変わっていきます。

  • 収入より低い支出で生活し、余裕資金を捻出する
  • 本当に必要なものか吟味してお金を使う
  • 捻出した資金をインデックス投資で運用する

現在は上記3点は自分が生きていく上で大前提としてある常識ですが、2年前はそんなことは一切考えずに盲目的に生活をしていました。

世間的には高収入とされるザ・日系の大企業に入社したのを良いことに、お金には糸目をつけず、欲しいものは我慢せずに買ってきました。車もその一つです。

 

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車の購入は際限ない購買意欲がもたらしたぼーさんの消費遍歴ですが、購入直後に貯金の必要性に駆られ投資について知ることができました。

その後、”セミリタイア”という概念や手法を学び、投資を通じて自分の資産を最大化させることについて真面目に考え直し、家計簿を利用して自分の収支を”見える化”するようになり、支出を抑え、投資に投入する資金額を増やしました。

 

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友人に話しても理解されない

お金に対する自分の考え方がガラリと変わり、この衝撃を誰かに共有したく、会社や大学の友人に上記の話を持ちかけることがありますが、明らかに興味を失われるどころか、訝しげな目でこう聞かれます。

「・・・え、投資やってるの。(怪しい目)」

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自分が受けた衝撃を分かち合いたい気持ちがあったために、こういった反応をされるのはショックではありました。

が、よくよく考えてみると、少し前までは自分も投資信託・株には見向きもせず、「怪しい」というイメージをなんとなく持っていました。

こうした「怪しい」ものを嬉々として勧めてくるぼーさんを見て疑いの目を向ける友人は真っ当な反応をしているだけで、マルチや宗教を勧められているのと同じ感覚なんだということに後から気づきました。 反省・・・

”株”や”投資”への固定概念はあれど

投資に対する固定概念はあれど、宗教やマルチと違うのは、投資そのものが身近になっていて、学ぶきっかけとなる材料が増えているということは断言できます。

確定拠出年金やiDeco、NISA・積み立てNISAの存在があるからです。国も公認のオフィシャルな税負担軽減とセットで投資に触れるチャンスは間違いなく増えています。

これらの制度を利用しているからといって、お金や投資に対するリテラシーが高くなるかというとそうではなく、結局は個人の気づき・本気度に依存してしまうんですがね・・・