積立投資のポイントは「機械的に」「粛々と」

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ぼーさんです。サラリーマンは給料の多寡は人によってあれど、毎月安定的なキャッシュフローがあるということが唯一無二と言って良いメリットを持っています。

そんなサラリーマンが資産を最大化するためには、毎月の収入よりも低い支出で生活し、あるいは毎月の収入から一定額を天引きし、少しでも多くの貯蓄を捻出することが肝要となります。

 

「あなたは自分の資産を最大化させたいですか?」

と問われれば、世の圧倒的多数が望まれるでしょう。

では、

「資産を最大化させるために何をしていますか?」

と問われれば、おそらくその回答は二極化し、実際に行動まで移している人は圧倒的なマイノリティとなるでしょう。

資産を最大化させる方法を学んでいる方≒金融リテラシーの高い方であれば、不動産投資なり、株式投資なり投資信託なりを実践していますが、特に興味を示さず会社の財形貯蓄制度や定期預金でコツコツと積み立てている方もいます。

 

ひとえに「資産を最大化させたい・お金持ちになりたい」といっても、「こうなったらいいな」という願望に近い方から、「何がなんでも○年以内に達成してやる」という方まで、人によってモチベーションの違いは歴然としてあるのが現実です。

毎月の積立は仕組みが肝要

株式投資を通じて資産を最大化させる上で重要なのは、長期投資であるということ。短期間でお金持ちになるためには、それ相応のリスクを負い、エネルギーを消費する必要があります。

投資家であれば誰もが知るウォーレン・バフェットの「ゆっくりとお金持ちになるのはとても簡単だが、一気にお金持ちになるのは簡単ではない」との格言は有名です。

ストレスなく積み立てていく上では長い目での貯蓄が必要であり、なるべくエネルギーを使わないということが一つポイントとなります。

自分が意識することなく、「気づいたら貯まっていた」という状態を形成するためには、機械的な仕組みを構築することが重要となります。

給与天引きが最も有名ですが、収入が発生した瞬間に一定額を貯蓄へ移せば、残った金額でしか生活せざるを得ないので、最もストレスなく貯蓄を形成することが可能になります。

 

モチベーション次第では自分の意志を利用するのも一案か

ただし、 貯蓄を形成していくことのモチベーションを高く保っている方は、毎月の貯蓄額を積立つつ、プラスアルファを捻出し、貯蓄額に上乗せするという選択肢も取り得ます。こういった方は毎月積み立てる金額を最低金額として、プラスアルファをいかに捻出するかに腐心することができるからです。

自らの意志で貯蓄形成を実行できるのであれば、あえて機械的な仕組みを構築せずとも十分ということです。ぼーさんも毎月積み立てる金額を決めていますが、プラスアルファが捻出できたときは上乗せした金額も投資に充てるため、毎月の投資額は手動でコントロールしています。

自分の決めたルールに則って行動するだけなので、自動積立よりも手間はかかれど、ぼーさん自身は今のところストレスなく前向きに取り組むことができています。

逆に言えば、仕組みがなければ毎月積み立てる自信がない、あるいは月々の状況に応じて投資額を柔軟に増減させる必要がない方にとっては機械的な自動積立が最適解ということになります。

 

何よりも継続。継続は力なり。

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そして、もう1つ重要なポイントは、毎月毎月自分の決めたルールに則って粛々と、淡々と、継続的に実践するということです。

「粛々」「淡々」というワードは、自分自身の個人的な思いや邪念から一定の距離を置き、それ以上の大きな波に身を任せるというニュアンスがあり、ぼーさん的にはとても好きな、積立投資に必要なポイントのど真ん中を得ている表現だと思います。

それは日々の気持ちの揺れ動きに振り回されるのではなく、様々な情報を収集し、熟考して捻り出した自分なりの最適解(信念)を持ち、それに確固たる自信を持っていることが前提となるからです。

自分の進むべき指針を決め、それに沿ってブレずに行動できるということ、指針が盤石であればあるほどブレは少なく、継続が可能となります。

まさに、「継続は力なり」ということです。

 

サラリーマンのメリット

そして、サラリーマンという属性は、機械的に粛々と、継続的に積み立てられる環境が既に整っているという点で非常に魅力的です。将来的なアーリーリタイア・セミリタイアを志向するにせよ、今自分が手にしているメリットを最大限享受し活用するには毎月の着実な積立が相性◎なのです。

 

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