お金持ちには今すぐなれないが、資産形成は今すぐ始めたほうがよい

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ぼーさんです。

漠然とした希望であるか切望しているか、人によってその思いに振れ幅はありますが、世の中の誰もがお金持ちになりたいと願っています。

しかし、普通預金の利息が0.001%程度、定期預金でも0.3%程度の利息しか得られない今の世の中では、毎月の貯蓄だけでお金持ちになることは不可能で、元本割れのリスクを負って株式や投資信託に投資をすることが必要不可欠となります。

 

一般的に株式投資というと、手持ちの資産を何倍にも増やしたり、あるいは持っていた株式が紙クズ同然になるような光景をイメージしますが、S&P500等の指数に連動するインデックスファンドを継続的に購入していれば、平均して年率6〜7%程度で運用できることは過去の歴史が示しています。

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(イメージ:S&P500の過去5年間の推移)

 

年率6%の成長が今後も続くと楽観的に見積もっても、一般的にイメージされるように瞬間的にお金持ちになることは不可能なので、我々は月々の収入から一定割合を天引きし、それを継続して投資に充てることで、長期的な目線でお金持ちを目指す必要があります。

では、いつからお金持ちを目指し、行動に移していくのか。

資産形成を考えるタイミング

ズバリ、資産形成の必要性に気づいたその瞬間から即行動に移すべきです。

社会人になってから資産形成を考えるタイミングは何度か訪れますが、それは社会人になって初任給を手に入れた時であったり、結婚や出産などのライフイベントであったりするのですが、これらのチャンスを逃してお金や資産形成の重要性に気づかない限り、生産性のない飲み会やイベントに無意識的に消費させられ続け、手元にお金が残ることはありません。

若年期に捻出する資産の価値

収入の増加に比例して、一般的に年間で捻出できる資産額は20歳よりも30歳、30歳よりも40歳と、歳を追うごとに大きくなっていきます。

40歳で捻出する100万円よりも、20歳で捻出する100万円の方が圧倒的に難易度が高いですが、後者は20年間運用して投資する事で殖やす可能性を秘めているので、前者よりも遥かに価値があります。

 

また、多くの人は収入の増加に伴って無意識的に生活レベルも上げるため、若い頃に期待していたような資産はやはり手元に残りにくいという現状もあります。

若年期は収入が少ないですが、少ない収入の中で一定割合を捻出することで、生活水準をキープしたまま節約志向を身につけることができるので、年を追って収入が増加するに従って捻出する金額も増やすことができます。

時間という資源の威力

ぼーさんは24歳の時に260万円のアウディA5を購入しましたが、仮にこの260万円を投資に充て20年間を年間3%で運用した場合、690万円に殖やすことができ、中古とはいえポルシェやマセラティといった超高級外車を買うことができます。

24歳で購入するアウディと、44歳で購入するポルシェが等価であるということです。

お金は運用する期間が長ければ長いほど、期待リターンは大きくなるので、若年期にお金を捻出することはとても重要になります。

 

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時間を味方につけさえすれば、あとは継続して入金投資を行うだけで資産は最大化され、長期的にお金持ちになることができます。

時間の力を最大限有効活用するためには、”今すぐに”行動に移す必要があるということです。

資産形成そのものが目的化してはいけない

ただし、資産形成そのものが目的化しては本末転倒です。

お金はあくまでもそれ自体が人生を幸せにしたり豊かにしてくれるものではなく、それを使うことで人生を豊かにしたり、自分自身の選択肢を広げる道具でしかないので、貯蓄に一生懸命取り組んだ結果、やりたいことがなくなったり、あってもそれを実現できる体力が伴わなければ元も子もありません。

様々なアクティビティや旅行、あるいは習い事や趣味、資格取得等、自分自身への投資はそれ自体がお金に変え難い価値があったり、あるいはそれによって得た経験やスキルがお金を生み出してくれる可能性を秘めています。

資格があればより良い待遇で就職できるし、未知の体験は自分自身の幅を広げてくれます。

自己投資も資産形成と同じように大事ということです。

 

資産形成の手段としての投資と、自分自身への投資。

この両者のバランスをうまく取るには、「自分自身にとって価値があるもの」にお金を使う価値観を身につけることではないか、と考えます。

現代社会はクレジットカードによるオンライン決済や電子マネーなど、お札や硬貨に触れることなくモノを購入したり、サービスを買ったりすることができます。

キャッシュレスは生活を便利にしてくれる一方で、「お金を消費している」感覚が希薄になる危険性を孕んでいます。

自分にとって確固たる価値観が持たなければ、販売側の巧みな誘導やマーケティングに振り回されてしまいます。

普通に生きているだけでお金を消費させられる仕組みが構築されていますから、「それは自分にとって価値のあるものなのか」を見極める力を養うことが肝要です。

 

まずは1,000万円を目標に。

 

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