【手に職】サラリーマンの市場価値・自由度

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ぼーさんです。

私は就職をきっかけに22歳で上京し、国内金融機関に勤めて5年目になります。

関東圏の在住も5年目になるのですが、経済的な制約がなく、自由に生活して良いと言われたら迷わず関東圏を出て、自分が生まれ育った田舎暮らしを選択します。

 

これは何を示しているのかというと、関東圏には好きで住んでいるわけではなく、お金を稼ぐうえで少なくとも居住地が勤務先によって制限されている状態にある、ということです。

 

一方、奥さんは

現在、奥さんと共にDINKSとして生活をしているわけなのですが、看護師として働く奥さんは、勤務地を制限されることなく、看護師という国家資格を活かして日本全国どこででも働き、収入を得、生活することが可能です。

 

ぼーさんとの結婚を機に、現在の職場を離れ、千葉県にある社宅に居を構える選択ができたのも、勤務地に左右されない看護師資格とスキルを持っていたためです。

(もちろん、退職・転職に伴うストレスが多分にあることは忘れてはならないですね)

 

 

今現在の収入を比較すると、ぼーさんの方が奥さんよりも収入は高いのですが、市場価値・自由度ではどちらの方が高いかと問われると間違いなく奥さんの方が高いと言えます。

ぼーさんは今の職場を離れれば、市場価値はなくなり、収入源を失ってしまうため非常に汎用性のない人間ということが言えます。

 

市場価値を高めるには

では、市場価値を高めるには何をしたらよいかというと、奥さん同様、資格の取得が第一に挙げられます。

しかし、いわゆる簿記やFPなどの資格は保有しているからと言って、専門的な知識を身につけていて、資格に携わる職種に従事できるわけではありません。

資格の保有はあくまでその領域の”素養の有無”がわかるに過ぎないので、実務レベルの専門性はやはり実務で習得する、ということになります。

資格の保有は転職活動において価値が発揮されます。前職でどのような業務を行ってきたかということも大事ですが、それを裏付けるのが資格ということになるのでは、と思っています。

 

会計・経理業務を専門的にやっていたからといって、簿記資格を持っていないと、やはり説得力に欠けてしまいますね。

 

自由度を高めるには

そして、サラリーマンが勤務地に制限されない、日本全国どこにいたとしてもそれなりの生活は送ることができる、いわゆる自由度を高めるには、上述のように

  • 資格の取得等によって自分の市場価値を高めるか、
  • 副業や投資によって勤務先のみに依存しない、経済的自由を達成するか

ということなのではないかと思います。

 

多くのサラリーマンが言いたいことが言えず、やりたいことができず、上司に忖度し、人事評価を気にして日々を立ち振る舞わざるを得ず、大衆に押されて右に倣わされざるを得ないのは、自分の生活基盤を会社に100%掌握されているからに他なりません。

 

上記の状況から脱却するには、簡単に言えばお金持ちになればよいわけですが、すぐにお金持ちになることはとても難しく、それ相応のリスクを負う必要があります。

万人が実践することができるのはコツコツと節約に励みながら捻出したお金を投資に回し、それを淡々と継続的に実践し資産を最大化させること、これに尽きます。

 

経済的な観点から見れば、ぼーさんは自分が持ち合わせていない市場価値を持った奥さんがいるアドバンテージを持っていると言えます。

「好きだからこの人と結婚したい、この人と幸せになりたい」という個人的感情的が結婚の最大の理由であることはもちろんです)

 

一方で当の奥さんは、お金に対する執着が少なく、あまり興味も示さないのですが、それは経済的な自由度がぼーさんよりも遥かに高いので、ぼーさんほど気にする必要がないという見方もできます。