【時給換算】みなし残業をフル活用する

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ぼーさんです。

私は2014年4月に新卒として今の会社に入社し、次の4月で6年目を迎えることになります。

6年目は昇給予定で、給与の大幅アップが見込まれているのですが、もう1つ大きな変化があります。

それは、残業代がみなし精算になるということ。

これはいくら残業しようが決まった給与しかあげないよ、という会社のメッセージと受け取る人が多いですが、ぼーさんは自分の仕事さえ終われば無駄な残業をせずとも帰っていいよ、というメッセージだと非常にポジティブに受け止めています。

 

そもそも職場の同僚の働き方にはいささか疑問を感じることが多いです。

残業することを前提にダラダラと取り組み、仕事をした気になっているように見える人は少なくありません。長時間かけて資料の”てにをは”を気にしたり、誰も見ない細部に妙なこだわりを見せたりと、理解しがたい光景に出くわします。

 

そんな考えを抱きながらも、残業した分だけ給与は支払われますので、ぼーさんもま同僚と同じくしてダラダラと残業を続けていたわけですが、給与体系が変わるとなれば話は変わってきます。

自分の時給単価を自分の手でコントロール可能になるからです。

 

現在の時給

収入

現在の月給は多少の前後はあれ、270,000円/月ほどの手取り収入があります。

労働時間

ひと月あたりの出社日数を20日とします。

 

定時は9:00-17:00の7時間勤務、残業時間は36協定の限度基準である45時間/月です。

36協定とは

1.労働基準法は労働時間・休日について、1日8時間、1週40時間(第32条)及び週1回の休日の原則(第35条)を定め、これに対して同法第36条は「労使協定をし、行政官庁に届け出た場合においては、(32条、35条の規定にかかわらず)、その協定に定めるところによって労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。」として、残業や休日労働を行う場合の手続を定めています。 

 

ひと月あたりの労働時間は、

7時間 × 20日 + 45時間 = 185時間です。結構働いてるな・・・

というわけで、現在の時給は

時給270,000円 ÷ 185時間 = 1,459円(端数切り捨て)

という計算になりました。低っ。

学生時代は北海道でテニスコーチのバイトをしていましたが、その時の時給は1200円

チーフコーチとしてレッスンをした際は1800円でした。

学生時代は親の扶養に入っていたので、保険料や税金は納めていませんし、現在の会社にあるような福利厚生も当時は当たり前になかったので、単純比較はできません。

が、可処分所得をベースに計算すると、学生時代とさほど変わらない単価で今働いているかと思うと、現在どれだけ本業に時間を消費しているかがわかります。

 

昇給後の時給(現在の労働時間換算)

ざっくりですが、昇給後は400,000円/月の収入となる予定です。

仮に現在と変わらない労働時間とした時の時給は、

400,000円 ÷ 185時間 = 2,162円

となります。

昇給してようやく時給2,000円を超えます。

都内で2,000円を超えるバイトを探すと、都内であっても条件は非常に限られます。

 

昇給後の時給(定時退社換算)

では、全て定時退社した場合はどうなるでしょうか。毎日ノー残業デー。

400,000円 ÷ 140時間 = 2,857円

大台の3,000円には届きませんが、かなり肉薄しています。

ちなみに、あらゆる資格とスキルを持つ、篠原涼子演じるスーパー派遣、大前春子の時給が3,000円でしたね。

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昇給に伴い、仕事の量・質は増えるので、実際には全ての出社日を定時退社というのは現実的ではありません。

が、少なくとも今より労働時間を減らしながら、満額分の残業代を手に入れて時間単価を上げるチャンスが目の前に広がっている事実に変わりはないので、今年は自分自身に投資する時間の捻出にも意識を置きたいと思います。